2026.10.02

Amazonクリックポストの使い方|発送・返品の手順と支払い方法

Amazonでの自己発送や返品で、送料を抑えつつ確実に配送したいものの、クリックポストの利用手順や注意点が分からず困っていませんか。
この記事を読めば、クリックポストを利用して、Amazonの注文商品を正しく発送し、配送トラブルや規約違反を避けながら低コストで配送を完了できるようになります。

具体的な発送手順からAmazonPayを使った支払い方法、送料を安く済ませるコツまで解説します。

この記事でわかること
・ Amazonでの商品発送にクリックポストが最適な理由
・ ログインから出荷通知まで、商品を発送するための全手順
・ 追跡可能率を維持するための出荷通知ルールと注意点
・ 購入者都合の返品時に返送料を安く抑える方法

そもそもクリックポストとは?Amazonで利用する3つのメリット

クリックポストとは、日本郵便が提供するサービスで、自宅で簡単に運賃決済と宛名ラベル作成ができ、全国一律運賃で荷物を送ることができます。
Amazonの自己発送(FBM)や商品の返品時に利用することで、配送料を抑えられるメリットがあります。
特に、Amazonのプラットフォームと連携しやすい支払い方法や、出品者に必要な追跡サービスが付いている点が利点です。
Amazon自己発送については「[Amazon自己発送のやり方](https://ec-counter.com/805」で詳しく紹介しています。

メリット1:全国一律240円の格安料金で発送できる

クリックポストの大きな利点は、日本全国一律240円(税込)という手頃な送料で商品を発送できることです。配送距離によって料金が変わらないため、遠方の購入者への発送でもコストを心配する必要がありません。対応サイズは長辺34cm以下、短辺25cm以下、厚さ3cm以下、重さ2kg以内と定められており、この規格内の小物、書籍、衣類などを扱うAmazon出品者にとって、利益を確保する上で有効な手段となります。

メリット2:Amazon Payで簡単に支払い手続きが完了する

クリックポストの運賃支払いは、Amazonアカウントに連携した決済サービス「AmazonPay」を利用します。
これにより、新たにクレジットカード情報を登録する手間がなく、普段Amazonで利用している支払い方法でスムーズに決済を完了できます。

使い慣れたアカウントでログインから支払いまで一貫して行えるため、セキュリティ面での安心感も高く、手続きが非常に簡単です。

メリット3:追跡サービスで荷物の配達状況をリアルタイムに確認可能

クリックポストには荷物の追跡サービスが付帯しており、発送後に発行される追跡番号を使って、郵便局のサイトから荷物が「引受」「中継」「配達完了」といったどのステータスにあるかをリアルタイムで確認可能です。これにより、出品者は購入者からの問い合わせに迅速に対応でき、購入者も安心して商品の到着を待つことができます。

【全4ステップ】Amazonクリックポストを使った商品発送の全手順

Amazonの自己発送でクリックポストを利用する際は、日本郵便の公式サイトでの手続きと、Amazonセラーセントラルでの出荷通知という2つの作業が必要です。
正しい発送方法をステップごとに理解し、スムーズな配送を実現しましょう。
以下に、ログインからポスト投函までの具体的な手順を4つのステップに分けて解説します。

ステップ1:クリックポストの公式サイトにAmazonアカウントでログインする

まず、クリックポストの公式サイトにアクセスし、トップページにある「Amazonアカウントでログイン」ボタンを選択します。
Amazonのサインイン画面に遷移するので、ご自身のIDとパスワードを入力してログインしてください。
クリックポストの運賃の支払いには、Amazonアカウントでログインした場合はAmazonPayが利用可能です。

確認事項:初回利用時は利用者情報の登録が必要

初めてAmazonアカウントでクリックポストにログインする場合、利用者情報の登録画面が表示されます。
画面の指示に従い、ご自身の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを正確に入力してください。
この登録作業は初回のみで、2回目以降の利用ではログイン後すぐに発送手続きを開始できます。

ステップ2:届け先の住所や内容品など配送に必要な情報を入力する

ログイン後、「1件申込」または「まとめ申込」を選択し、配送情報の入力画面に進みます。
ここでお届け先となる購入者の郵便番号、住所、氏名、そして発送する内容品名を正確に入力してください。
内容品名は「書籍」「CD」「衣類」のように、荷物の中身が具体的にわかるように記載する必要があります。

補足情報:一度に最大40件までまとめて申し込み可能

一日に多くの商品を発送する出品者の場合、「まとめ申込」機能が便利です。
専用のCSVファイルテンプレートをダウンロードし、最大40件までのお届け先情報を一括で入力・アップロードできます。
これにより、1件ずつ手作業で情報を入力する手間が省け、発送作業の大幅な効率化が可能です。

ステップ3:Amazon Payで運賃の支払い手続きを完了させ宛名ラベルを印刷する

配送情報の入力が完了したら、支払い手続きに進みます。
決済方法としてAmazonPayが選択されていることを確認し、画面の指示に従って手続きを完了させてください。
支払いが完了すると、宛名ラベルのPDFファイルが自動で生成されます。

このラベルをご自身のプリンターでA4用紙に印刷します。

よくある失敗:支払い完了後に表示されるラベルの有効期限切れ

支払い完了後、宛名ラベルの印刷には有効期限が設定されている点に注意が必要です。通常、支払い手続きを完了した日の翌日から7日間を過ぎると、そのラベルは受付できなくなります。

支払い手続きを終えたら、後回しにせず速やかにラベルを印刷する習慣をつけましょう。期限切れエラーを防ぐ最も確実な方法です。

ステップ4:印刷したラベルを荷物に貼り付けポストに投函する

印刷したA6サイズの宛名ラベルを、荷物の表面に剥がれないようにテープなどでしっかりと貼り付けます。
ラベルが汚れたり、バーコード部分が隠れたりしないように注意してください。
ラベルを貼り付けた荷物は、お近くの郵便ポストに投函すれば発送作業は完了です。

郵便局の窓口に持ち込む必要はありません。

確認事項:投函後は速やかにAmazonで出荷通知を送信する

ポストへの投函が完了したら、忘れずにAmazonのセラーセントラルで出荷通知を送信してください。
注文管理画面から該当の注文を選択し、配送業者に「日本郵便」、サービスに「クリックポスト」を指定し、宛名ラベルに記載されている追跡番号(お問い合わせ番号)を正確に入力します。
この作業が遅れると、パフォーマンス指標に影響が出る可能性があります。

【出品者向け】追跡可能率に影響する出荷通知のタイミングと注意点

Amazonの出品者アカウントの健全性を保つ上で、「追跡可能率」は非常に重要な指標です。
クリックポストを利用する際は、出荷通知を送信するタイミングがこの指標に直接影響するため、Amazonの規約を正しく理解し、適切なタイミングで通知を行う必要があります。
通知が早すぎるとトラブルの原因になることもあります。

Amazonの規約で定められた出荷通知のルール

Amazonマーケットプレイスの規約では、出品者が追跡可能な配送方法で商品を発送した場合、有効な追跡番号を登録して出荷通知を送信することが義務付けられています。
この「追跡可能率」は、過去30日間で95%以上を維持することが求められており、この数値を下回ると、一部の出品カテゴリーで出品資格が停止されるなどのペナルティが課される可能性があります。

クリックポスト利用時の最適な出荷通知のタイミング

最適な出荷通知のタイミングは、「ポストに投函後、郵便局員が集荷し、追跡情報がシステムに反映されてから」です。
ポスト投函直後、まだ追跡サイトで情報が「登録なし」の状態の時に出荷通知を送ると、Amazonのシステムが有効な追跡番号として認識しない場合があります。

安全を期すなら、投函したポストの集荷時間を過ぎてから、追跡サイトで「引受」の表示を確認した後に通知を送信するのが最も確実です。

Amazon商品の返品にクリックポストを利用して送料を抑える方法

Amazonで購入した商品を返品する際、返送方法によっては送料が高額になることがあります。
特に購入者都合での返品の場合、返送料は自己負担となるケースがほとんどです。
このような状況でクリックポストは、返送料を最小限に抑えるための有効な発送方法となります。

自己都合返品で返送料を安くしたい場合に最適

「イメージと違った」「サイズが合わない」といった自己都合による返品では、返送料は購入者の負担となります。このとき、追跡機能がありながら全国一律240円で送れるクリックポストは、他の配送サービスと比較して送料を節約できる選択肢の一つです。特に、返送先が遠方の場合でも料金が変わらないため、安心して利用できます。

返品・交換受付センターでの手続き後に宛名ラベルを作成する

返品にクリックポストを利用する場合、まずAmazonの注文履歴から「商品の返品・交換」を選択し、返品理由などを入力して手続きを進めます。
手続き完了画面に表示される返送先の住所(Amazon返品センターなど)を確認し、その情報を元にクリックポストの公式サイトで宛名ラベルを作成・印刷してください。
その後、商品を梱包し、ラベルを貼ってポストに投函します。

「配達完了なのに届かない」と連絡が来た場合の対処法

クリックポストは受取人の郵便受けに投函された時点で「配達完了」となるため、まれに購入者から「追跡上は完了となっているが、商品が届かない」という連絡を受けることがあります。
このような連絡があった場合、出品者は慌てず、順を追って冷静に対応する必要があります。
エラーではなく、単純な入れ違いの可能性もあります。

まずは追跡サービスで配達担当の郵便局を確認する

購入者から未着の連絡を受けたら、まず出品者自身で再度、日本郵便の追跡サービスで荷物の配達状況を確認します。
ステータスが「お届け先にお届け済み」となっていることを確認し、その画面に表示されている配達担当の郵便局名を控えてください。
この情報が、次の調査依頼ステップで必要になります。

郵便局の公式サイトから調査依頼を申し込む

次に、日本郵便の公式サイトにある「郵便物等調査依頼システム」を利用して、荷物の調査を依頼します。
このシステムでは、クリックポストの追跡番号、差出人情報、受取人情報、荷物の特徴などを入力することで、配達担当の郵便局に対して荷物の状況を詳しく調査してもらうことができます。
誤配や、家族が受け取っていたなどのケースが判明することがあります。

注意点:クリックポストには損害賠償制度がない

クリックポストを利用する上で最も重要な注意点の一つが、損害賠償制度(補償)がないことです。
万が一、調査を依頼しても荷物が見つからなかった場合、配送中の紛失や破損に対する商品代金の補償は受けられません。
高価な商品や代替の効かない商品を発送する際は、このリスクを考慮し、書留やゆうパックなど補償付きの配送方法を選択することも検討してください。

Amazonのクリックポスト利用に関するよくある質問

ここでは、Amazonでクリックポストを利用する際によく寄せられる質問とその回答をまとめました。
発送や支払い時のトラブル、返品利用の可否など、疑問点を解消していきましょう。

Amazonの自己発送でクリックポストを使いたい場合、どうすればいいですか?

クリックポスト公式サイトにAmazonアカウントでログインし、宛名ラベルを作成・印刷して発送します。
発送方法は、梱包した商品にラベルを貼り、ポストに投函するだけです。
発送後は、Amazonセラーセントラルで速やかに出荷通知と追跡番号を登録してください。

クリックポストの支払いをAmazon Payで行う際にエラーが出た場合の対処法は?

Amazon Payでの支払いエラーが発生した場合、様々な原因が考えられます。Amazonアカウントに登録しているクレジットカードの情報(有効期限や利用限度額など)に問題がある可能性も考えられますが、詳細な原因についてはクレジットカード会社に直接お問い合わせいただくことをおすすめします。クレジットカード会社は、Amazon.co.jpに対して拒否理由を伝えることはないため、お客様ご自身で確認いただく必要があります。

Amazonで購入した商品を返品する際に、クリックポストは利用できますか?

はい、利用できます。
特に購入者都合の返品で返送料が自己負担となる場合に、全国一律の安い送料で発送できるため非常に有効な手段です。
Amazonの返品受付センターで返送先住所を確認した後、クリックポストのサイトで宛名ラベルを作成して商品を発送します。

まとめ

クリックポストは、Amazonの出品者にとっては送料を抑えて利益を確保する手段として、購入者にとっては返品時の費用を節約する方法として、非常に便利なサービスです。
利用には、Amazonアカウントと連携したログインや支払い、出品者としての出荷通知ルールの遵守など、いくつかのポイントがあります。
この記事で解説した手順や注意点を理解し、Amazonでの取引にクリックポストを正しく活用してください。

配送などの対応を自社だけで行うことが難しい場合は、専門家のサポートをご検討ください。

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