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2026.05.17

楽天 画像ガイドライン最新版!商品登録ペナルティを避けるルール解説

楽天市場で商品を販売する上で、商品画像の作成は売上を左右する重要な要素です。
楽天には独自の画像ルールが存在し、遵守しないとペナルティが科される可能性があります。
特に検索結果に表示される1枚目の画像には厳しい規定が設けられています。

この記事では、楽天市場で商品を展開するために知っておくべき最新の画像ガイドラインについて、テキスト占有率や背景の基準、違反時のリスクなどを具体的に解説します。

目次

そもそも楽天の画像ガイドラインとは?遵守しないとどうなる?

楽天の画像ガイドラインとは、楽天市場に出品する商品の画像、特に検索結果に表示される1枚目の画像について定められた統一ルールのことです。
このガイドラインは、ユーザーが商品を比較検討しやすく、快適な買い物体験を提供するために設けられています。
ルールを遵守しない場合、ガイドライン違反と判断され、検索表示順位の引き下げや、最悪の場合は商品ページの削除といったペナルティが科される可能性があるため、すべての出店者が正しく理解しておく必要があります。

楽天市場で商品画像のルールが重要視される理由

楽天市場で商品画像のルールが重要視される主な理由は、ユーザーの利便性向上と、公平な競争環境の維持にあります。
全店舗が統一されたルールに従うことで、検索結果ページに並ぶ商品画像に一体感が生まれ、利用者はストレスなく商品を比較検討できます。
過度な装飾やテキストを制限することで、特定の商品だけが不当に目立つことを防ぎ、商品の魅力そのもので勝負できる環境を整える目的があります。

これが結果的に、市場全体の信頼性向上に繋がります。

対象となる画像は1枚目の商品画像(サムネイル)

楽天の画像ガイドラインで、特に厳しく規定されているのは「1枚目の商品画像」です。
この画像は、検索結果やランキング、カテゴリページなどで最初にユーザーの目に触れるメインの画像であり、いわば商品の「顔」となるため、サムネイル画像のクオリティがクリック率に直結します。
ガイドラインの主な目的は、この一覧ページの視認性を高め、ユーザーが商品を比較しやすくすることにあります。

2枚目以降の画像は、この厳しいガイドラインの直接的な対象外です。

【ルール1】テキスト占有率20%以内の具体的な計算方法

楽天市場の画像ルールの中でも特に重要なのが、1枚目の商品画像における「テキスト占有率20%以内」という規定です。
これは、画像内に含まれる文字情報の面積を全体の20%以下に抑えるというルールを指します。
ユーザーが商品そのものを直感的に認識しやすくするための規定であり、セール告知や過剰なアピール文言で一覧性が損なわれるのを防ぐ目的があります。

この占有率の計算には、楽天が定める独自の判定基準を用いる必要があります。

楽天が定める10×10のマス目を使った判定基準

テキスト占有率の判定は、商品を10×10の合計100マスで区切ったグリッドを使って行います。
このマス目のうち、テキスト(文字)が少しでも含まれるマスの合計が20マス以内であれば、画像ルールに準拠していると判断されます。
1つのマス内に文字が一部分しかかかっていなくても、そのマスは「1マス」としてカウントされるため注意が必要です。

この基準に沿って作成することで、意図しないガイドライン違反を防ぐことができます。

ロゴやイラスト内の文字もテキストとしてカウントされるのか?

はい、カウントされます。
楽天の画像ルールでは、ロゴやイラスト、商品パッケージにデザインとして含まれている文字であっても、判読可能なテキストはすべて占有率の計算対象です。
例えば、ブランドロゴや商品名、キャラクターが話している吹き出し内のセリフなどもテキストと見なされます。

ただし、衣服の柄など、デザインの一部として完全に溶け込んでいる微小な文字は、例外的にカウントされない場合もありますが、基本的には文字と認識できるものはすべて対象と考えるのが安全です。

テキスト占有率20%以内でのOK例とNG例

OK例としては、商品の特徴を伝えるキャッチコピーを1〜2行程度、画像の隅に配置し、合計マス数が20以内に収まっている画像が挙げられます。
一方、NG例は「送料無料」「ポイント10倍」といった複数の訴求文言を画像の広範囲に散りばめ、テキストが20マスを超えてしまうケースです。
商品の写真よりも文字情報が目立ってしまうデザインは違反と判断されやすいため、伝える情報を絞り込み、簡潔に配置することが重要です。

背景に透かし文字を入れるデザインも違反になる可能性が高いです。

※店舗運営Navi参照

【ルール2】意外と知らない「枠線」と見なされるデザインの基準

楽天の画像ルールでは、商品画像の加工に関する規定の中で「枠線」の使用が禁止されています。
これは、検索結果の一覧性を高め、特定の商品だけが過度に目立つのを防ぐための措置です。
多くの出店者は画像の四方を囲む単純な線を「枠線」と認識していますが、デザインの一部と意図したものでも、画像のフチを縁取るように見えるものは枠線と判断される可能性があるため、その基準を正確に理解しておくことが求められます。

ガイドラインで禁止されている枠線の具体例

ガイドラインで禁止されている枠線には、画像の四辺を囲む実線、破線、点線、二重線などが含まれます。
線の色や太さに関わらず、画像を囲うデザインはすべて違反の対象です。
また、四隅にL字型の装飾を配置したり、画像の上下左右に帯状のデザインを入れたりすることも、実質的な枠線と見なされる場合があります。

これらのデザインは、ユーザーの視線を不自然に引きつけ、公平な商品比較を妨げる可能性があるため禁止されています。

商品のフチやデザインの一部が枠線と誤解されないための注意点

お皿や額縁、スマートフォンなど、商品自体のデザインにフチがある場合、それが画像全体の枠線と誤解されないように注意が必要です。
対策として、商品を斜めから撮影したり、画像の一部が見切れるようにトリミングしたりする方法が有効です。

これにより、デザインが商品固有のものであり、意図的な枠線加工ではないことを示すことができます。
常に画像全体を客観的に見て、四辺が囲まれているような印象を与えない構図を心がけることが大切です。

【ルール3】背景は「白背景」か「写真背景」が基本!合成背景の最新情報も

1枚目の商品画像に関する楽天の画像ルールでは、背景についても規定があります。
原則として認められているのは「白背景(単色)」または「写真背景」のいずれかです。
これは、ごちゃごちゃした背景や過度な装飾によって商品の視認性が下がることを防ぎ、ユーザーが商品を正しく認識できるようにするためのルールです。

近年、この背景ルールは一部緩和されており、合成背景やAI生成背景の扱いについても新しい基準が示されています。

「単色の白背景(RGB=255,255,255)」の正しい作り方

ガイドラインで定められている「白背景」は、RGBの値が(255,255,255)で指定された完全な白色を指します。
商品撮影時に白い壁や布を背景にしても、照明の影響で完全な白にならないことが多いため、Photoshopなどの画像編集ソフトで背景を切り抜き、指定のRGB値で塗りつぶす作業が必要です。
この際、商品に落ちる影が背景に残らないように注意しなくてはなりません。

影はグレー(白以外の色)と判断され、単色背景の規定に違反する可能性があります。

※店舗運営Navi参照

「写真背景」として認められる条件と撮影のポイント

「写真背景」とは、商品が実際に使用されるシーンや、現実世界の風景を背景にした写真のことです。
例えば、アパレル商品であればモデルが屋外で着用している風景、キッチン用品であれば調理中のキッチンなどが該当します。
重要なのは、その商品が持つ世界観や利用シーンが伝わる、不自然でない写真であることです。

撮影のポイントは、背景の情報量をコントロールし、主役である商品が引き立つ構図を心がけること。
背景が煩雑すぎると商品の魅力が伝わりにくくなります。

2024年改訂で緩和された合成背景・AI生成背景の扱い

2024年のガイドライン改訂により、これまで原則禁止されていた合成背景やAI生成背景の一部が許可されるようになりました。
具体的には、商品の使用シーンをイメージさせるような、リアルで不自然さのないCG合成やAIによる生成背景が認められています。
例えば、家具をCGで作られた部屋の画像に配置するなどが該当します。

ただし、単色のグラデーションや幾何学模様といった非現実的な背景は引き続き禁止です。
2025年以降も、この基準が運用される見込みです。

ガイドライン違反で科されるペナルティ!違反点数と検索順位への影響

楽天の画像ガイドラインに違反した場合、店舗にはペナルティが科されます。
これは楽天が定める「違反点数制度」に基づいており、違反が発覚すると点数が加算され、累積点数に応じて様々な制限措置が取られます。

特に売上に直結するのが、楽天市場内での検索表示順位の低下です。
ユーザーの目に触れる機会が減少するため、ガイドラインを軽視することは大きな機会損失につながりかねません。
健全な店舗運営のためにも、ルールの遵守は必須です。

違反点数制度の仕組みと累積によるリスク

楽天市場の違反点数制度は、ガイドライン違反の内容に応じて点数が加算される仕組みです。
例えば、商品画像のガイドライン違反では、1商品SKUにつき5点の違反点数が科せられます。
この点数が一定期間内に累積し、基準値を超えると、店舗運営に関する様々なペナルティが発動します。

具体的には、楽天が主催するイベントやセールへの参加制限、RMS(店舗運営システム)の一部機能の利用停止などがあり、点数がさらに累積すると契約解除に至るリスクも存在します。

検索結果での表示順位低下やランキング除外の可能性

画像ガイドラインに違反している商品は、楽天市場のアルゴリズムによって検索結果での表示順位が引き下げられる「検索表示順位の変動対象」となります。
これは、ユーザーにとって有益でない、あるいは見づらいと判断される商品が上位に表示されるのを防ぐための措置です。
また、同様の理由で、各種ランキングへの掲載対象からも除外される可能性があります。

市場での露出機会が大幅に減少するため、売上への影響は避けられません。

作成した画像は楽天公式ツールで必ずチェックしよう

商品画像を登録する前に、ガイドラインに準拠しているかを確認することは、ペナルティを未然に防ぐ上で非常に重要です。
楽天は、出店者が作成した画像をセルフチェックできる公式ツールをRMS内で提供しています。

これらのツールを活用することで、「テキスト占有率」「枠線」「背景」などの主要なルール項目を自動で判定でき、安心して商品を登録することが可能になります。

アップロード前に確認できる「商品画像判定ツール」の使い方

商品画像判定ツールは、RMSの商品登録画面から利用できる機能です。
1枚目の商品画像をアップロードする際に、このツールを使ってガイドラインに準拠しているかをチェックできます。
判定したい画像をツールにドラッグ&ドロップするだけで、テキスト占有率などを自動で計算し、問題があれば警告が表示されます。

商品情報を更新する前にこの一手間を加えることで、違反による手戻りやペナルティのリスクを大幅に軽減できます。

複数商品を一括で確認できる「商品画像一括判定ツール」

取り扱い商品数が多い店舗向けには、「商品画像一括判定ツール」が用意されています。
このツールでは、CSVファイルを利用して複数の画像を一度にまとめてチェックすることが可能です。
各商品の画像URLを記載したCSVファイルをアップロードすると、システムが自動で全画像のガイドライン準拠状況を判定し、結果を一覧で返します。

新商品の大量登録や、既存商品の総点検を行う際に非常に効率的なツールです。

規約を守りながらクリック率を高める画像作成のコツ

楽天の画像ガイドラインは制約が多いと感じるかもしれませんが、ルールを守りながらでもユーザーのクリックを促す魅力的な画像を作成することは可能です。
重要なのは、限られた条件の中でいかに商品の魅力を最大限に伝えるかという工夫です。
テキストだけに頼るのではなく、写真のクオリティや構図、情報の見せ方を工夫することで、規約を遵守しつつ競合商品との差別化を図ることができます。

20%の制限内で商品の魅力を伝えるキャッチコピー術

テキスト占有率20%という制限の中で効果的なキャッチコピーを作成するには、情報を絞り込み、端的に伝える工夫が必要です。
「驚きの軽さ、わずか100g」「プロが認めた本格派の味」のように、商品の最も重要なベネフィットや特徴を具体的な言葉で表現します。

また、数字や権威性を利用することで、短い言葉でも信頼性とインパクトを高めることができます。
フォントの選定や配置を工夫し、商品写真の邪魔にならないよう、視認性を確保することも重要です。

情報量を増やすための複数画像の合成ルール

1枚の画像でより多くの情報を見せたい場合、複数の写真を合成する方法が有効です。
楽天の画像ルールでは、1つの商品として認識できる範囲内であれば、カラーバリエーションや商品の異なるアングル、セット内容などを1枚の画像にまとめることが許可されています。

ただし、合成する写真同士が重なりすぎたり、背景が統一されていなかったりすると、全体として煩雑な印象を与えるため注意が必要です。
あくまで主役の商品が明確に分かるような、整理されたレイアウトを心がけます。

モデルや使用シーン写真で利用イメージを具体的に見せる方法

テキスト情報を削る分、写真そのもので商品の魅力を伝えることが重要になります。
アパレルやアクセサリーであればモデルが着用している写真、調理器具であれば実際に料理が盛り付けられている写真など、ユーザーがその商品を自身で使った際のイメージを具体的に膨らませられるような「使用シーン写真」は非常に効果的です。
これにより、商品の機能的な価値だけでなく、それを使うことで得られる体験的な価値(ベネフィット)を視覚的に訴求できます。

楽天 画像 ガイドラインに関するよくある質問

ここでは、楽天の画像ガイドラインに関して、多くの出店者から寄せられる質問とその回答をまとめました。
細かな疑問点を解消し、より正確な理解を深めるためにお役立てください。

1枚目の商品画像以外(2枚目以降)もガイドラインの対象ですか?

いいえ、対象外です。
テキスト占有率20%以内や背景、枠線といった厳しい画像ガイドラインが適用されるのは、検索結果に表示されるメインの「1枚目の商品画像」のみです。
2枚目以降の画像についてはこれらの規定はなく、より自由に商品の特徴や使い方を説明する画像を使用できます。

ただし、薬機法や景品表示法など、法律に関わる表現のルールは全画像に適用されます。

SKU画像のガイドラインは通常の商品画像と異なりますか?

いいえ、基本的には同じガイドラインが適用されます。
SKU(StockKeepingUnit)ごとに設定する画像も、ユーザーが商品を比較検討する上で重要な情報となるため、通常の商品画像と同様のルールを守る必要があります。
特に、カラー選択肢などで使用されるSKU画像は、テキスト占有率や背景の規定を遵守し、選択肢の内容が明確にわかるsku画像を作成することが求められます。

ガイドライン違反を指摘された後の修正方法と再申請の流れを教えてください。

RMS(店舗運営システム)に届く通知で指摘内容を確認し、該当の商品画像をガイドラインに沿って修正します。
修正した画像を再度アップロードし、商品情報を更新・保存すれば対応は完了です。
特別な再申請フォームはなく、システムが定期的に画像をクロールし、修正が確認されれば違反状態は解除されます。

迅速に対応することが重要です。

まとめ

楽天市場における商品画像のガイドラインは、ユーザーの利便性を高め、公正な競争環境を保つために不可欠なルールです。
特に1枚目の商品画像は「テキスト占有率20%以内」「枠線禁止」「白背景または写真背景」という3つの主要な規定を遵守する必要があります。
ガイドラインに違反すると、検索順位の低下や違反点数の加算といったペナルティが科されるため、楽天公式の画像判定ツールを活用し、登録前に必ずチェックすることが重要です。

規約の範囲内で、写真のクオリティやキャッチコピーを工夫し、クリック率の高い魅力的な画像を作成していきましょう。