2026.08.31

Amazonで代引きができない原因は?2024年6月廃止後の現金払い方法

Amazonで注文しようとした際に、過去利用できていた代金引換(代引き)が選択肢になく、支払いができずに困っていませんか。
この記事では、Amazonで代引きが利用できなくなった理由を明確に解説し、代わりとなる現金での支払い方法を具体的に紹介します。
読み終える頃には、ご自身に最適な支払い方法を見つけ、無事に注文を完了できるようになります。

【結論】Amazonの代引きは2024年6月6日をもって完全に廃止されました

Amazonの代金引換(代引き)サービスは、2024年6月6日をもって完全に終了しました。
以前は一部の商品や条件によっては利用できましたが、現在ではすべての注文において代引きを選択することができなくなっています。
したがって、決済画面で代引きの選択肢が表示されないのは、特定の商品や配送先住所、あるいはシステムエラーが原因ではなく、Amazon全体の仕様変更によるものです。

この変更に伴い、現金での支払いを希望するユーザーは、他の決済方法を選択する必要があります。

Amazonが代引きサービスを終了した3つの主な理由

Amazonが長年提供してきた代引きサービスを終了した背景には、複数の社会的な要因やビジネス上の合理的な判断があります。
主な理由として、以下の3点が挙げられます。
この背景を理解することで、今回の仕様変更についてより深く納得できるでしょう。

理由1:悪質ないたずら注文や受け取り拒否を防止するため

代金引換は、商品を受け取るまで支払いが完了しないため、残念ながら悪意のある第三者による「なりすまし注文」や「いたずら注文」に悪用されるケースがありました。
また、注文者が一方的に受け取りを拒否すると、商品は出品者に返送され、往復の送料や手数料が出品者の大きな負担となってしまいます。
代引きを廃止することは、こうした悪質な行為を防ぎ、出品者が安心して販売できるプラットフォーム環境を維持するための重要な対策の一つです。

理由2:配送業者の再配達における負担を軽減するため

物流業界では、トラックドライバーの労働時間規制が強化される「2024年問題」への対応が社会的な急務となっています。
代引きの場合、受取人不在による再配達は、単に荷物を届け直すだけでなく、現金の授受も再度行う必要があり、配送員の業務負担を増大させる一因でした。
代引きを廃止し、再配達を減らすことは、配送業務全体の効率化を図り、持続可能な物流体制を構築する流れに沿った措置といえます。

理由3:キャッシュレス決済の普及で代引きの利用者が減少したため

近年、クレジットカードやスマートフォン決済、電子マネーといった多様なキャッシュレス決済手段が社会に急速に普及しました。
これにより、多くのユーザーがより手軽で迅速な決済方法を選ぶようになり、相対的に代金引換の利用者数は減少傾向にありました。

サービスを維持するためのコストと実際の利用状況を天秤にかけた結果、Amazonは他の決済手段にリソースを集中させるという経営判断を下したと推測されます。
代引きの廃止は、多様な支払い方法の中から代替手段を選ぶことで解決できます。

代引きの代わりに現金で支払うための3つの方法

代金引換は利用できなくなりましたが、Amazonでは引き続き現金で支払う方法が用意されています。
クレジットカードを持っていない、あるいは利用したくない場合でも、以下の3つの方法で商品を購入することが可能です。
それぞれの特徴を理解し、ご自身の状況に合った方法を選びましょう。

方法1:コンビニのレジで現金で支払う

注文手続きの際に支払い方法として「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」を選択します。
注文確定後にメールで「お支払い番号」が届くので、その番号をセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートといった対応コンビニのレジ店員に提示するか、店内の専用端末で払込票を発券して現金で支払います。

支払い確認後に商品が発送される前払い方式です。

方法2:銀行ATMから現金で振り込む

支払い方法で「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」を選ぶ点はコンビニ払いと同じです。
注文後に送られてくる支払い情報(収納機関番号、お客様番号など)を使い、Pay-easy(ペイジー)に対応している銀行ATMから現金で振り込みます。
ATM画面の指示に従って番号を入力して支払いを完了させ、Amazon側での入金確認後に商品が発送されます。

方法3:Amazonギフトカードを現金で購入して支払う

コンビニエンスストアや家電量販店の店頭で、現金でAmazonギフトカードを購入します。
カード裏面のギフトカード番号を自分のAmazonアカウントに登録することで、その残高を支払いに利用できます。
アカウントに残高としてチャージされるため、注文時にすぐに決済が完了します。

必要な金額だけを購入・チャージできるため、現金を直接使う感覚に近い支払い方法です。

※Amazonギフトストアから引用

【要注意】コンビニ払いが選択できない5つのケース

代引きの主要な代替手段であるコンビニ払いですが、すべての注文で利用できるわけではありません。
特定の条件に該当する場合、支払い方法の選択肢に表示されないことがあります。
注文手続きを進める前に、以下の5つのケースに当てはまっていないか確認しておきましょう。

ケース1:注文の合計金額が30万円を超えている

コンビニ払いで一度に支払える金額の上限は、手数料や配送料などを含めて30万円(税込)までと定められています。
高額な家電製品などを購入する際、注文の合計額がこの金額を超過すると、支払い方法の選択肢としてコンビニ払いは表示されなくなります。

ケース2:「お急ぎ便」または「お届け日時指定便」を選択している

「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」は、注文後すぐに発送準備に入るため、支払い完了までに時間がかかる可能性がある前払い方式のコンビニ払いには対応していません。
これらのスピーディーな配送オプションを利用したい場合は、クレジットカードなどの即時決済が可能な支払い方法を選択する必要があります。

ケース3:定期おトク便を利用した注文

特定の商品を割引価格で定期的に購入できる「定期おトク便」は、登録した支払い方法で定期的に自動決済されるサービスです。
そのため、注文のたびに手動での支払い手続きが必要となるコンビニ払いは利用対象外となります。
定期おトク便の支払いには、クレジットカードなどを設定しなければなりません。

ケース4:一部の特定サービス(Amazonフレッシュなど)の利用

生鮮食品などを短時間で配送する「Amazonフレッシュ」や、提携ネットスーパーである「ライフ」からの注文では、コンビニ払いは利用できません。
これらのサービスは迅速な決済と配送が前提となるため、支払い方法がクレジットカードやAmazonギフトカードなどに限定されています。

ケース5:Kindle本などのデジタルコンテンツの購入

Kindle本、PrimeVideoのレンタル・購入、アプリ、ゲーム、音楽などのデジタルコンテンツは、購入後すぐにダウンロードして利用可能になるという性質上、支払い方法がクレジットカードやAmazonギフトカード残高などに限られます。
支払い確認を待つ時間が発生するコンビニ払いは選択できません。
出品者の方は、代引き廃止に関する問い合わせが増える可能性に備えることが重要です。

※Amazonから引用

【出品者向け】代引き廃止による購入者への適切な案内方法

Amazon.co.jpでは2024年6月6日より代金引換が利用できなくなりました。この変更に伴い、出品者側でシステム上の特別な対応を行う必要はありません。しかし、購入者から「代引きが使えないのですが」といった問い合わせが来る可能性は十分に考えられます。その際は、Amazon全体のポリシーとして代金引換サービスが終了したことを明確に伝え、代替手段としてコンビニ払いやAmazonギフトカードでの支払い方法があることを丁寧に案内しましょう。商品説明欄やストアページで事前に告知しておくのも有効な対策です。

Amazonの代引き支払いに関するよくある質問

Amazonの代金引換廃止に関して、特に多く寄せられる質問とその回答をまとめました。

Amazonで代引きが選択できないのはなぜですか?

2024年6月6日をもって、Amazon全体の仕様として代金引換サービスが完全に廃止されたためです。
特定の商品や配送先、アカウントの問題ではありません。
今後はコンビニ払いやクレジットカードなど、他の支払い方法を選ぶ必要があります。

代引きが廃止された今、Amazonで現金払いするにはどうすればいいですか?

「コンビニ払い」「銀行ATMからの振り込み」「コンビニなどで現金購入したAmazonギフトカードでの支払い」という3つの方法があります。
いずれも前払い方式となり、支払い確認後に商品が発送される仕組みです。

Amazonで商品を「着払い」で送ってもらうことはできますか?

Amazonの公式サービスとして、送料を受取人が支払う「着払い」は提供されていません。
これは商品代金を支払う代金引換とは異なりますが、こちらも利用は不可能です。
送料を含むすべての支払いは、注文時に確定させる必要があります。

まとめ

Amazonの代金引換サービスは2024年6月6日に正式に終了しました。
この変更は、悪質ないたずら注文の防止や、社会的な課題である配送業者の負担軽減などが背景にあります。
今後、Amazonで現金による支払いを希望する場合は、コンビニ払いや銀行ATMでの振込、あるいは事前に現金で購入したAmazonギフトカードの利用が代替手段となります。

しかし、今回の代引き廃止をはじめとするAmazonの頻繁な仕様変更に常にキャッチアップし、顧客対応の負担を減らしながら、さらなる売上拡大に向けた施策を自社だけで網羅することは、日々の業務に追われる中ではハードルが高いと感じられるかもしれません。

もし、Amazonの最新ポリシーに合わせた適切な店舗運営や、購入者の離脱を防ぐための商品ページ改善、あるいはEC運用にかける社内リソースの不足でお悩みの場合は、ぜひ専門家のサポートをご検討ください。

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