2026.08.31

【画像で解説】Amazonカタログ作成の手順と売れるSEO対策

Amazonで商品を販売したいものの、カタログの作り方が分からなかったり、規約が複雑で不安に感じたりしていませんか。
この記事を読めば、Amazonの規約に沿った正しいカタログ作成のやり方を、豊富な画像と共に手順通りに理解できます。
さらに、売上を伸ばすための検索キーワード設定など、効果的な作り方も習得可能です。

Amazonカタログ作成は必要?「新規出品」と「相乗り出品」の違いを理解する

Amazonで商品を販売する方法は、大きく分けて「新規出品」と「相乗り出品」の2種類です。
新規出品とは、Amazonにまだ登録されていない新しい商品ページ(カタログ)を自分で作成して出品する方法を指します。
一方、相乗り出品は、すでに他の出品者が作成した既存の商品カタログに自分の商品を出品する方法です。

どちらの出品方法を選ぶべきか正しく判断することが、Amazon販売の第一歩となります。

カタログの新規作成が必要になる具体的なケース

カタログの新規作成が必要になるのは、主に出品したい商品がAmazonのデータベースに全く存在しない場合です。
具体的には、自社で企画・製造したオリジナル商品、独占販売権を持つ海外製品、セット内容が既存商品と異なるセット商品などが該当します。
これらのケースでは、商品情報を一から登録し、新しい商品ページを作る必要があります。
この作り方をマスターすることで、自社ブランドの価値を直接顧客に伝えられます。

既存カタログに出品する「相乗り出品」が適切なケース

相乗り出品が適切なのは、すでに出品したい商品と同一の商品がAmazon上で販売されている場合です。
例えば、他社メーカーが製造している家電製品や日用品、書籍などを仕入れて販売するケースがこれにあたります。
JANコードや型番で検索し、完全に同じ商品ページが見つかった場合は、そのページに相乗りして出品するのがAmazonのルールです。

これにより、一からカタログを作成する手間を省き、迅速に販売を開始できます。

【全9ステップ】セラーセントラルの画面に沿ってAmazonカタログを作成する手順

ここからは、実際にAmazonセラーセントラルの画面を見ながら、新規商品カタログを作成する全9ステップの手順を解説します。
この方法を順番に実行すれば、初心者でも迷うことなく商品登録を完了させることが可能です。
各ステップで入力する情報の意味やポイントも説明していくので、一つずつ確認しながら進めていきましょう。
Amazonの商品登録方法については「Amazonの商品登録方法」で詳しく紹介しています。

ステップ1:セラーセントラルにログインし「カタログ」から商品登録を開始する

まず、Amazonセラーセントラルにログインします。
ログイン後、画面左上にある三本線のメニューアイコンをクリックし、「カタログ」にカーソルを合わせると表示されるメニューの中から「商品を追加する」を選択してください。
ここが、すべての新規商品登録手順のスタート地点です。

この最初の操作で、商品情報を入力するためのページへ移動します。
Amazonセラーセントラルの利用方法については「Amazonセラーセントラルのできることや登録・ログイン方法」で詳しく紹介しています。

※Amazonから引用

ステップ2:登録したい商品がAmazonに存在しないか最終確認する

「商品を追加する」ページに進むと、検索画面が表示されます。
ここで、登録したい商品の名前、JANコード、UPC、EAN、またはASINを入力して検索を実行します。
この手順は、意図せず重複カタログを作成してしまうのを防ぐために非常に重要です。

検索結果に該当商品が表示されなかった場合に限り、「Amazonで販売されていない商品を追加します」をクリックして次の登録ステップに進みます。

※Amazonから引用

ステップ3:商品のカテゴリーを正確に選択する

次に、出品する商品のカテゴリーを選択します。
カテゴリーは、購入者が商品を絞り込む際に利用するため、正確な登録が求められます。
商品の種類を検索窓に入力して候補から選ぶか、「すべての商品カテゴリーをブラウズ」から手動で選択する手順で進めます。

適切なカテゴリーを選ぶことで、商品がターゲット顧客に見つけてもらいやすくなり、売上にも直結します。

【補足情報】適切なカテゴリーが見つからない場合の対処法

出品したい商品に完全に一致するカテゴリーが見つからず、登録できない場合があります。
その際の対処法として、まずは最も近いと思われるカテゴリーを選択する方法が考えられます。
もし、どうしても適切なカテゴリーが見当たらない場合は、Amazonのテクニカルサポートに問い合わせることで、最適なカテゴリーを案内してもらえたり、場合によっては新しいカテゴリーの追加を検討してもらえたりすることがあります。

ステップ4:「重要情報」タブで製品コード(JANなど)と商品名を入力する

カテゴリーを選択すると、詳細な商品情報を入力する画面に切り替わります。
最初の「重要情報」タブでは、商品の根幹となる情報を登録します。
「製品コード」の項目でJANコードやUPCなどを入力し、その種類を選択してください。

続いて、「商品名」には顧客が検索に使うであろうキーワードを含めつつ、分かりやすい名前を登録する手順です。
ブランド名やメーカー名も正確に入力します。
Amazonの商品名ルールについては「Amazon商品名ルール【2026年最新】文字数・禁止事項・SEOのコツ」で詳しく紹介しています。

【よくある失敗】製品コード免除申請が必要なケースとは

ハンドメイド品やプライベートブランド商品など、製品コード(JANコードなど)が元々ない商品を登録しようとすると、エラーとなり先に進めません。
このような商品を登録できない場合の注意点として、事前に「製品コード免除」の申請をAmazonに行う必要があります。

セラーセントラル内で申請を行い、承認されることで、製品コードなしでの商品登録が可能になります。

ステップ5:バリエーション情報を設定する

販売する商品に色やサイズなどのバリエーションがある場合は、「バリエーション」タブで設定を行います。
まず、「バリエーションのテーマ」から「サイズ」や「カラー」などを選択します。
その後、具体的なバリエーションを登録していくと、各バリエーションごとのSKUや価格、在庫数を設定する欄が自動で生成されます。

これにより、顧客は1つの商品ページ内で好みのバリエーションを選択できるようになります。
Amazonのバリエーション登録については「Amazonバリエーション登録のやり方|新規・既存商品の統合から注意点」で詳しく紹介しています。

ステップ6:「出品情報」タブで販売価格や在庫数を設定する

「出品情報」タブでは、販売に関する具体的な情報を登録します。
「出品者SKU」には商品を管理するための独自のコードを入力し、「販売価格」と「在庫数」をそれぞれ設定します。
コンディションや、商品の発送方法もこの画面で選択します。

正確な出品情報の登録は、スムーズな販売活動に不可欠です。

ステップ7:「画像」タブでメイン・サブ画像をアップロードする

「画像」タブでは、商品画像を登録します。
メイン画像は検索結果や商品ページで最も目立つため、顧客のクリックを左右する重要な要素です。
白抜きの背景で、商品を明確に写した高画質な画像をアップロードしてください。

サブ画像には、商品の使用シーン、サイズ感、特長がわかる写真などを複数枚登録することで、顧客の購買意欲を高める効果が期待できます。
Amazonの商品画像ルールについては「Amazon商品画像のルールを解説!枚数や解像度、登録の注意点」で詳しく紹介しています。

【確認事項】守らないと却下されるメイン画像の規約

Amazonでは特にメイン画像に対して厳しい規約を設けており、これを守らないとカタログが検索対象外になったり、登録そのものができない場合があります。
主な注意点として、「背景は純粋な白であること」「商品本体のみが写っていること」「文字やロゴ、イラストなどを含まないこと」などが挙げられます。

これらの規約を必ず確認し、遵守した画像を用意してください。

ステップ8:「説明」タブで商品の特長や仕様を箇条書きで入力する

「説明」タブでは、商品の魅力や詳細情報を顧客に伝えます。
特に「商品説明(箇条書き)」の項目は、商品ページの価格下に表示される重要なエリアです。
顧客が知りたいであろう商品の特長、メリット、仕様などを5つのポイントにまとめて箇条書きで登録する手順です。

分かりやすく簡潔に記載することで、商品のコンバージョン率向上に繋がります。

ステップ9:「キーワード」タブで検索キーワードを設定し保存する

最後の「キーワード」タブでは、顧客が商品を検索する際に使うであろう検索キーワードを登録します。
商品名や商品説明には含めきれなかった関連キーワードや、言い換えの言葉などを設定します。
ここに登録したキーワードは顧客には表示されませんが、Amazonの検索アルゴリズムに認識され、検索結果への表示機会を増やす役割を果たします。

設定が完了したら、「保存して終了」をクリックして登録を完了させます。

【補足情報】設定したカタログが反映されるまでの時間

新規でカタログを登録、または既存の情報を変更した後、Amazonのサイト上に内容が反映されるまでには少し時間がかかります。
通常は15分から数時間程度で反映されますが、Amazonのシステムが混み合っている場合などは、最大で24時間程度かかることもあります。

保存後にすぐに表示されなくても、焦らずに時間を置いてから確認してください。

ライバルと差がつく!Amazon検索で上位表示させるためのSEO対策3つのコツ

Amazonで売上を伸ばすには、ただカタログを作成するだけでなく、多くの顧客に商品を見つけてもらうための「AmazonSEO」対策が不可欠です。
ここでは、検索結果で上位に表示させ、ライバルと差をつけるための3つの方法を紹介します。
これらのコツを押さえることで、設定した検索キーワードからのアクセスを最大化し、クリック率や転換率の向上が期待できます。

クリック率を高める商品タイトルの付け方

商品タイトルは、顧客が検索結果一覧で最初に目にする情報であり、クリック率に大きく影響します。
効果的なタイトルの作り方として、まずブランド名商品名特徴・仕様型番サイズ・色といった基本要素を盛り込む方法が挙げられます。
特に、顧客が検索に使うであろう最も重要なキーワードは、タイトルの前半に配置することがSEO対策のセオリーです。

購入を後押しする商品説明文の作成術

商品説明文は、顧客の購買意欲を直接刺激する重要なパートです。
単に製品のスペックを並べるだけでなく、その商品を使うことで顧客が得られるベネフィットを伝える作り方を意識しましょう。
例えば大容量バッテリー搭載というスペックではなく、一度の充電で丸一日安心してお使いいただけますといった具体的な利用シーンを提示する方法が効果的です。

効果的な検索キーワードの選定と設定方法

検索キーワード(検索セントラル)の設定は、AmazonSEOの根幹をなす要素です。
効果的なキーワードを選定する方法として、Amazonの検索窓に表示されるサジェストキーワード、競合商品がどのようなキーワードで表示されているかの調査、関連性の高い類義語や言い換えの洗い出しが挙げられます。
選定した検索キーワードは、単語を半角スペースで区切って設定します。

タイトルや商品説明と重複するキーワードは不要です。

Amazonカタログ作成で初心者が陥りがちな失敗とエラー回避策

Amazonのカタログ作成は手順通りに進めても、予期せぬエラーで登録できないことがあります。
特に初心者は、Amazon独自のルールを知らないために時間を浪費してしまうケースが少なくありません。

ここでは、よくある失敗例とその回避策を解説します。
これらの注意点を事前に把握しておくことで、スムーズな商品登録を目指しましょう。

商品画像の背景が白抜きになっていない

初心者が最もつまずきやすい失敗の一つが、メイン画像の背景規定です。
Amazonでは、メイン画像の背景を純粋な白(RGB値で255,255,255)にすることが厳格に定められています。
少しでも影があったり、オフホワイトだったりすると規約違反と見なされ、検索対象から除外されてしまいます。

登録できない、または表示されないといった事態を避けるため、画像編集ソフトで必ず背景を白抜き加工する注意点があります。

※Amazonから引用

製品コード(JAN)が正しくない、または存在しない

製品コード(JANコード)に関するエラーも頻発します。
GS1Japanから正規に発行されたものではない、安価なJANコードを使用した場合、Amazonのデータベースで有効性が確認できず登録できないことがあります。
また、自社製品でコードがないにもかかわらず、製品コード免除申請をせずに登録を進めようとしてもエラーになります。

正規のコードを使用するか、事前に免除申請を行うという注意点が必要です。

禁止されている表現をタイトルや説明文に使用している

良かれと思って追加した表現が、実はAmazonの規約違反であるケースも少なくありません。
例えば、「送料無料」「SALE」「全米No.1」といった販促文句や、価格に関する表現、他サイトへ誘導するようなURLの記載は禁止されています。
これらの表現を使用すると、カタログが検索対象外になったり、最悪の場合アカウント停止のリスクもあります。

登録できない事態を避けるためにも、ガイドラインを遵守する注意点があります。

カタログの保護と売上拡大へ!Amazonブランド登録のメリットと活用法

自社ブランド商品を販売する場合、「Amazonブランド登録」を行うことで、さらなる売上拡大とブランド価値の保護が期待できます。
これは、特許庁に登録済みの商標を持つブランドオーナーが利用できる制度です。
ブランド登録をすることで、商品カタログの編集権限が保護されたり、不正な相乗り出品を排除しやすくなったりするメリットがあります。

登録方法はセラーセントラルから行い、ブランドの魅力を最大限に引き出すための多様なマーケティングツールが利用可能になります。

A+コンテンツで商品紹介ページをリッチにする

ブランド登録を行うと、通常のテキストと画像だけの商品説明欄を、より魅力的な「A+コンテンツ」にアップグレードできます。
これは、ブランドストーリーを伝えたり、高品質な画像や比較表を組み合わせたりして、リッチな商品紹介ページを作成できる機能です。
作り方を工夫することで、商品の特長を視覚的に分かりやすく伝え、顧客の購買転換率を大幅に向上させることが可能です。
Amazonストアページの作り方については「Amazonストアページの作り方|売上を伸ばすデザイン事例と作成のコツ」で詳しく紹介しています。

ブランド分析で顧客の購買行動を把握する

「ブランド分析」は、ブランド登録者のみが利用できる強力な分析ツールです。
このツールを活用することで、顧客がどのようなキーワードで自社や競合のブランド商品にたどり着いたか、また、自社商品と比較検討された他の商品は何かといった、貴重な市場データを把握できます。
これらのデータを基にマーケティング戦略を立てることで、より効果的な販売促進活動が可能になります。

Amazonのカタログ作成に関するよくある質問

ここでは、Amazonのカタログ作成に関して、初心者の方が抱きやすい疑問とその回答をまとめました。

JANコードがない商品でもAmazonでカタログ作成はできますか?

はい、可能です。
自社オリジナル商品やハンドメイド品などでJANコードがない場合は、セラーセントラルから「製品コード免除」を申請する方法でカタログを作成できます。
ただし、商品とパッケージの写真提出など、承認されるにはAmazonが定める一定の条件を満たす必要があります。

既存のカタログがある場合でも、新規でカタログ作成は可能ですか?

いいえ、原則としてできません。
Amazonでは「1商品につき1カタログ」が基本ルールであり、すでに登録されている商品と同一のカタログを新規で作成することは規約違反となります。
発覚した場合、カタログの統合や削除などのペナルティを受ける可能性があるため、注意点として必ず覚えておきましょう。

Amazonのカタログ作成後、商品情報や画像はいつでも変更できますか?

はい、セラーセントラルの在庫管理画面から、いつでも商品情報や画像の変更が可能です。
ただし、ブランド登録をしていない商品カタログの場合、他の出品者によって情報が上書きされてしまう可能性があります。
また、価格や画像などの変更内容がAmazonのサイトに反映されるまでには、数分から数時間かかる場合があります。

まとめ

Amazonのカタログ作成は、セラーセントラルの手順に沿って進めることで、誰でも行うことが可能です。
まず「新規出品」と「相乗り出品」の違いを理解し、自社商品がどちらに該当するかを判断します。
その上で、本記事で解説した9つのステップに従い、商品情報、価格、画像、キーワードなどを正確に登録してください。

さらに、AmazonSEOを意識したタイトルや説明文を作成し、必要に応じてブランド登録を活用することで、売上の最大化を目指せます。

しかし、Amazonの厳格な規約に沿った適切なカタログ作成や、競合に勝つための緻密なSEO対策、魅力的な商品ページの構築を自社のリソースだけで行い、常に最新のアルゴリズムに対応していくことは、ハードルが高いと感じられるかもしれません。

もし、検索順位がなかなか上がらない、売上につながる商品ページ(カタログ)の作り方がわからない、あるいはAmazon運用にかける社内リソースが不足しているとお悩みの場合は、ぜひ専門家のサポートをご検討ください。

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